毎年、寒くなってくると突然
Google検索からよく読まれ出す記事があります。
それがこちら。↓
「長男 実家 正月」とか
「長男 実家 帰りたくない」とか
「長男 嫁の実家 正月」とか
そんな検索できてくださっております。わかる…!
(私も夫の実家系の話題は、ブログや知恵袋にお世話になってました)
今でこそ、結婚してすぐに
『我が家の正月は1年交代で実家、義実家に』
と決めて、本当によかった!!!!
と思っているのですが
決めた当時や、いざ自分の実家で年越ししようとする初めての年の時には
「本当によかったのだろうか?」
「のちのち悪影響を及ぼさないだろうか?」
「向こうの親戚に陰で何か言われているんじゃないだろうか?」
と心配していました。
だけど今声を大にして言いたい!
昔の自分、よくがんばった…!!!
そして、うじうじ迷っている私を
「結婚当初に決めたんだから」と決行してくれた夫に本当に感謝。改めて感謝。
去年は夫の実家に帰省したので、今年の年末年始は私の実家で過ごせます…!
悩んだ結果「正月に、旦那の実家に行かない嫁」となった私の思う、実家で過ごす年末年始の良さを語ります。
「年末年始、妻の実家に帰省する」良さ
年末年始、正月に、長男の嫁であろうが
自分の実家に帰省するメリットを、しっかり書き記していきたいと思います。
やっぱり「年越し」は特別。
中には、「妻の実家は近くて、夫の実家は遠い。妻の実家にはいつでも帰れるから、正月休みは夫の実家で。」という人もいると思う。一見理にかなってるな、とも思う。でも…!
年越しは特別。
「世間一般の家庭」というのがもはや現代には存在しないかもしれませんが、我が実家の年越しは、サザエさんに出てくるような、ちびまる子ちゃんに出てくるような
豪華なお料理を取り囲んで、
紅白見ながらダラダラ過ごして
除夜の鐘をききながら新年を祝う、というような家でした。
翌日の元旦は、初詣に。お雑煮に…。
なんとなく浮足だってしまう雰囲気の中で、
「家族」を意識しながら、新年の目標を考えたりしていました。
「いつでも帰れる実家」と言えど、「結婚したらもう年末年始帰れない」ということになったら私は寂しかったです。
特別な日だからこそ自分の故郷に帰りたい、と思うのはきっと私だけじゃないはず…。
同窓会に出られる。旧友に会える。
私は毎年、何かしら同窓会が開かれます。
同窓会、とまで言わなくとも、実家に住んでいる昔の友達の飲み会があったり…。
年末年始は、仕事は休みだけど意外と暇だったり
「忘年会」「新年会」という名前で飲み会が開きやすかったりして
1年の中で一番「旧友に会えるチャンス」。それが年末年始。
夫の実家に毎年帰省していたら、私は「同窓会」なるものにほとんど参加できていなかったことになります。
の記事を書いた時に、久しぶりに同窓会に出席できて、10年ぶりに会う友達もいました。結婚すると疎遠になる、と言われがちだけれど、チャンスさえあれば疎遠にならないのだと実感しました。
問題はそのチャンスはお盆、もしくは年末年始に転がっていることが多く、チャンスに自分自身のタイミングが合うか?ということ。
ちなみに私は、「友達は財産」けれど「友達は双方の努力がないと維持できない」と思っているので、誰も飲み会開いてくれなかったら自分で開きます。笑
徹底的にリラックスできる。
ただでさえ、「夫の実家に帰省する」というのはある程度緊張し続けているし、気も遣うし、間違ってもダラダラはできません。(もう結婚して4年経ちますが…)
そこに「年末年始」「正月」というイベントが重なると
親戚一同集まるお食事会なるものがあるし(堅苦しい系)
良いお姑さんなのですが、家事のお手伝いは気を遣うし↓
男尊女卑ムードも全然あります。
私は夫の実家とは良い関係を築けていると思っているのですが
それでも「夫の実家でリラックス」できる日はまだまだ先のようです。(これは私が変わっていかなきゃいけない話であるんですが)
その点自分の実家での帰省は
もう!徹底的に!リラックス!!!ダラダラ!!!!
できて、めっちゃ幸せです。
もちろん手伝いはしなきゃいけないと思いますが
手伝いをするにしても、精神的な余裕が全く違います。
ホームとアウェイみたいなもんだと思う。
夫の株が上がる。
現代では「長男の嫁が~~~」とか
「正月は嫁ぎ先で~~」とか
当たり前には言われなくなったものの
「長男の嫁」のプラカードを下げて、実家へ帰省してくる我が娘に対して
私の両親がどう思っていたのかはわかりません。
けれど、親が私の夫に、「年末年始一緒に過ごさせてくれてありがとう」と言っているのを見た時。
「旦那が良い人でよかったね」と言ってもらった時。
実家の両親としても、みんなで過ごせる年末年始は嬉しいことなのかもしれないと、勝手に思いました。
夫の実家を大切にできる。
一度自分の実家で年末年始を過ごさせてもらえると
すごく幸せで、感謝の気持ちでいっぱいになります。
そうすると、
「これを快く承諾してくれた夫や、夫の両親に心から感謝しよう。大切にしよう。」
「次、夫の実家に帰るときには、夫や夫の両親が幸せな気持ちになれるように努力しよう」と
本当に心から、心から思えるんです。
ずーーーーーーっと毎年毎年
夫の実家で年越しをしていたら
私はそんな風に思えなかったと思います。
いろんなことがこじれていたら、
年末年始=苦痛
なだけになっていたかもしれない。
「すべてを知った上で自分の進むべき道を決めるべきだ」
私の大好きな東野圭吾さんが原作の
映画「真夏の方程式」で、
「すべてを知った上で自分の進むべき道を決めるべきだ」
というセリフが出てきます。
選択すると言っても、
0か100を選べと言ってるんじゃない。
お互いをよく理解し合って、ベストな方法を探す。
そのための議論だろ。
すべてを知ったうえで、
自分の進むべき道を決めるべきだ。
「すべての選択肢、メリット、デメリットを知った上で」
「互いに話し合って」
「自分たちの進むべき道を覚悟して選べ」という意味だと私は解釈しました。
世の中のスタンダードがこうだから
近さ、遠さでいったらこれが理にかなっているから
今までずっとこうしてきたから
○○さんがこう言ってるから
ではなく、疑問や不満を持ったら、夫婦でしっかり話し合ってベストな道を選んでいきたい、帰省問題に関わらず…と、改めて思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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