夫の実家帰省話 ~家族が違えば、何もかも違う編~

 

あたりまえなことを

今回の長期帰省でとても実感したんですが

「自分の家族しか、知らずに育った」

「父と母というモデルが、1パターンしか知らない」

というのは、ごく一般なことかもしれないけれど

それだけで偏見的な見方・考え方になるのかもしれない、と思いました。

 

友達関係や恋愛、集団行動なんかは、

沢山のモデルの中から

自分は「こういう人がいいなぁ」とか「こういうスタイルでやっていきたいなぁ」とか

「こういうのは、私は嫌だなぁ」とか

無意識に頭の中にできてくるのかな、と思うんですが、

 

 

「親」とか「日常の生活スタイル」とか「夫婦関係のあり方」みたいな

日常の家の中で起きていることは、他の家のことなんてほとんど見えないので

自分の家族がスタンダード

になってるところって、きっとありますよね。。。

 

そう思うと

違う家出身の人間同士が、一緒に結婚して日常生活を送るって

やっぱ、すごいことだと思う。。。

 

 

 

 

大きな話をした後で

これから私の器の小ささをさらけ出す話をするのは恥ずかしいんですが

義実家で、驚いたこと1つが、

小皿がめっちゃ出てくる(え?)

こと・・・・・(´・ω・`)(器が小さいとは掛けてません)

こ、これは、私のスタンダード感の方が、心が乏しいのかもしれません、ていうかきっとそう。

 

 

お盆は、夫の家族(ご両親+子ども3人)に私が加わり全部で6人。

6人分の食器ってだけでも、4人家族だった私にとっては多いって印象なんですが

 

1つの料理に1つの小皿

例えば漬物だったら、ナスの漬物用に1つの小皿

カレーも、カレーで1皿、ライスで1皿

「~~~のための小皿」がたくさん。

 

きちんと箸置きもあって

お手拭き用のタオルもあって、タオル置きもあって

自家箸NG、とりわけ用の箸が1つ1つにあって

 

お酒のグラスと 

お茶のマグカップと

コーヒー用のマグカップと

全部変えるので

 

 

ここは料亭かーーーーー!!!!

てゆーかテーブルに乗り切らん!!!( ;∀;)

 

って思って見ていました。

 

 

でも、小皿いっぱいなのも

 

味が混ざらなかったり

本来、そうあるべきなんだと思うし

とても、美しいんですけども、

 

 

 

こう、私も1人の家庭人になったということで

その美しい小皿たちを見ていると

どうしても

小皿たくさん=洗い物たくさん

=非効率的・大変

 

って数式が・・・・(´・ω・`)

きっと家事が好きじゃない私だからこう思うんだ・・・

と恥ずかしくなりつつ、でも

 

 

日中も、

シンクにマグカップが沢山溜まっているのに

飲み物を飲むたびに、新しい食器棚から、ピカピカのマグカップを出して飲んでいる舅や義弟を見ていると

 

 

「洗い物は誰がするんでしょう・・・?」

「軽くすすいで飲めばいいじゃん」

「どういう心理で、カップだらけのシンクに、さらにそのカップを入れるんだろうか」

 

なーーーーんて

毒づく自分がちょこっといたりします。(ちょこっとです!!!本当にチョコっとです!!!!!笑)

 

 

 

でも思い返してみたら

自分自身も大学生の時とか、

実家に帰った時には

好きに飲んで、好きに食器使って、シンクに置いておいたな(ひどいときにはテーブルに置いたまま)

それで注意されていたなって思い出しました。

 

料理にせよ、洗い物にせよ、洗濯にせよ

「量が増えて申し訳ない」とか「やってもらって有難い」という気持ちが出てきたのは

本当に最近のことかもしれないです。

 

 

自分が家庭人になって、母になって

 

自分以外の人のものも含めた洗い物に、どのくらい時間がかかるのか

料理するって、どういう頭の使い方をするのか

 

 

ちゃんと実感があるからこそ、そのありがたみを感じるわけで・・・。

やっぱり「やってる人にしかわからない」んだなぁと。

 

 

 

 

 

でもだからこそ、

食器洗い全部、姑さんがやるのに(食洗器あるのに、夜はうるさいからって使わないらしい)

その姑さんがめっちゃ小皿使うから、なんかちゃんとしていてスゴイなって思いました。(遠い目)

でも私は、効率考えちゃうから無理だな・・・

 

 

そんな感じで

「ごちそうさま」した後、

シンクに、ものすごい量のお皿が溜まるということもあったので

今まで皿洗いさせてもらえなかったのは、罪悪感があったのです。

姑さん平気で1時間以上お皿を洗い続けているんですもん・・・

(今回は手伝えてよかったです。)

 

 

 

 

あとは、やっぱり

↑の皿洗い含めて

舅が全く手伝わない

舅が気が利かない

っていう環境に、自分自身が慣れていなくて、何度か脳がかゆくなりました。カユカユ

 

 

イスに座って待っていれば

ごはんが運ばれてきて

茶碗を掲げれば、ササッと姑さんがキッチンに言っておかわりを持ってきてくれて

「このあいだ貰ったアレ食べてみようか」と言えば、ササッとアレが出てきて

食べ終わったらiPadいじっている間に食器が下げられて

いつのまにかお風呂が出来ているから、お風呂に入って・・・

 

 

 

ここは料亭かーーーー!!!!( ;∀;)

ってゆーか今日姑は1日パートで、貴方お休みですやん!

 

 

 

とかって、本当にちょこーーーーっと思いながら、かゆくなっていました。

そうなんです、姑さんは、子ども達がある程度自立してから

学童でパートし始めたので、帰省しているときも2回ほど出勤(まる1日)していました。

暑い中、1日小学生の相手した後に、さらに家事って・・・。

 

 

 

でも、きっと、姑さんは

約30年、ほぼ専業主婦してきた人なんだから

別に私みたいに「こっちは1日パートしてきたんだからちょっと休みたい」とか

思わないんだろうな・・・。すごいっす。

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう夫婦をテレビとかで見て、いつも思ってしまうことは

「夫が定年退職したあとも、これが続くのかな?」

ということ。

そう思うと、30年以上、ずっと仕事中心で生きてきたのに

退職していきなり手が空いて、でも家事に関しては、やり方も手伝い方も知らないからできなくて

妻や子どもに「お父さんは何もしない」って言われるのも酷ですよね…。

 

 

 

夫の実家には夫の実家の歴史があるので

これからも帰省するときは

自分のフェミニスト的な部分は、そっと閉まって

だからといって無理しない程度に、人として手伝いたいなと思いました。

自分の実家でもがんばります・・・(>_<₎

 

あなたの使ったお皿を洗って、乾かし、しまいなさい。もしできないのであれば、それはあなたが甘やかされた子供だったという何よりの証明になる。 アルフレッド・アドラー

 

 ってアドラーも言ってるしね!(ここでいう「お皿」は比喩だけど…笑)

自分のことは自分でやる。誰かがやってくれる前提で過ごさない。

 

 

 

 

書いていたら

何が正解ってことがない問題で

言いたいことがグラついてしまい、まとまりのない文章になってしまいました・・

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