もうすぐ4歳の我が子パンくん。
最近「だって」「でもさー」から始まる‟言い訳”が増えました。
面白いのは、「え?そこ言い訳する?」みたいなところで、言い訳ニュアンスの文句が始まることです。
こっちは全く怒っているつもりも、注意したつもりも無いのに、言い訳するので
「え?なんで?怒ってないよ?」みたいな感じなのですが…。
保育園から帰宅、のろのろ靴を脱ぐパンくん
私「靴下脱いだら、洗濯機入れといてね~!」
パンくん「え~?だって、ゆっくりやってたんだもん!(プチ怒)」
こんな感じ。笑
簡単に言えば
「わかってるよ!いまやるところだったの!先に言わないで!」
みたいな感じなんだと思う。
もっと簡単に言えば
ケチつけられたくないんだと思う。
わかるよわかる~私も逐一なんか言ってくる先輩と仕事ペア組むとウザイなって思ってたもーん←
でもプリプリしながら一丁前に
「だって~だったから」
と言われることが続くと
「え?お母さん怒ってないよ?なんでそういう言い方するの?」みたいにケンカを吹っかけてしまうこともあります(´・_・`)笑
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言い訳や嘘が多い「テキストタイプ」
以前、このブログでレビューしたコチラの本。
0歳から6歳までは 生まれながらの「気質タイプ別育て方」でラクになる!
- 作者: 竹内エリカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/03/24
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
子供の生まれながらの「気質」に着目して
その気質に合った育て方を試してみよう!
みたいなニュアンスの本なのですが、
5つに分類されたタイプのうち、
我が子は「ザ・テキストタイプ」だと感じることが多く
月齢を重ねていく中で、さらにさらに「あぁ、パンくんはテキストタイプだ…」と思うことが本当に多くなりました。
この本で言うテキストタイプとは
知的で優等生だけど、ませていて理屈っぽい。
集中力があり、プライドが高く、完璧主義。
周りの評価を過剰に気にする面もある。
常に「できる子」であろうとする。
ちびまる子ちゃんで言うマルオくん。ドラえもんで言うスネ夫と出木杉君を足して割った感じ。と個人的には思ってますがどうでしょう…口が達者なカツオもその毛がある…?「姉さんのせいじゃないか!」
以来、パンくん自身の個性をしっかり見つつも
そのベースにある気質は、この本で言う「テキストタイプ」だなと思うことにして
半年スパンで
0歳から6歳までは 生まれながらの「気質タイプ別育て方」でラクになる!
の「テキストタイプ」にまつわるページを、たま~に読み返しては
育児の参考にしてきました。
細かくレビューした過去記事はコチラ↓
【テキストタイプ5歳】言い訳や嘘を言うときも。一方的に叱ったりせず、正しい解決方法を教える。
3歳の項目には「失敗しても大丈夫だよ」ということを繰り返し学習させてあげる大切さ
4歳の項目には「1位じゃなくても大丈夫だよ」。頑張っていることを認めてあげることの大切さ
が書かれていました。
この2項目からも、テキストタイプがどういう雰囲気の子なのかが分かります。
とにかく
「お母さんに褒められたい!」
「できる子でありたい!」
頑張り屋な感じ。
そして、5歳の項目には
「言い訳や嘘を言うときも、一方的に叱ったりせず、正しい解決方法を教える」ことの大切さが書かれていました。
パンくんはまだ3歳(もうすぐ4歳)ですが
すでに“言い訳”が出始めているので
そのうち“嘘”も頻繁につくんだろうなぁ~と思っています。
嘘つくことそのものを叱らない
実際のところ本当はどうか?は置いておいて
「ベース気質はテキストタイプかも」と思っていると
母親の私も、いろいろ覚悟や見通しがついてありがたいです。
言い訳チックな発言が増えた時も
ムカッやイラッの前に
「(いよいよ)出た!!」と、言語能力や考える力の発達として、楽しくとらえることができました。(続くとイライラするけどね!)
なので、そのうち「嘘をつく」ことが出始めて
きっと保育園、小学校関係で、「子どもの嘘」に悩むことになるんだろうなぁぁぁとなんとなくの覚悟をしています。
なので、ちょっと先取りになりますが
5歳の項目を読んでいた昨日。
そこで
「嘘をついたことそのものを叱ってはいけません。」
という本の文章に驚きました。
私、
「嘘はダメだよ」って言いそう…!!
よくよく読むと
もちろん、嘘を言ったときには、それがいけないことであることを教えなければなりませんが、嘘をついたことそのものを叱ってはいけません。
まずは、嘘を言わなければ解決できない状況を親が把握し、理解します。
そのうえで、嘘をついても解決しないことを教えてあげましょう。
と書いてあったので
「嘘をつくことはいけないことだよ」って言うのは別に良いらしい。そうだよね。
ただ、
「どうして嘘つくの!」
「また嘘ついたでしょ!」
「お母さんは嘘つきは嫌いだよ!」
など、嘘ついたこと自体を叱責すると、
別のことでまた失敗したときに、子供はまた嘘をつく(防衛本能)
ということが書かれていました。
自分の行動に責任をとるということを教えればいいのです。
(中略)
嘘をついたり言い訳をしても何も解決しないということを学ぶと、自分の行動を人のせいにしない、責任のとれる大人になるのです。
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アドラー子育てを思い出した
この、「嘘をついたことそのものを叱ってはいけない」って
まんまアドラー心理学の本で勉強したことだ!と気づきました。
アドラーの叱らない子育ては、
「叱るのではなく、ではどうすればよかったのか?を教えてあげる」
というもの。
叱ると、「僕、叱られた(/_;)!!!!」
だけが子どもの頭の中を埋め尽くされ、
「では(嘘をつかなきゃいけなくなるような失敗をしてしまったとき)どうすればよいのか?」
という学びができない。
親からクドクド言われても「叱られた…!!」でパ二くってる頭には
親の言葉も入っていかない…みたいな感じなんだと思います。
【自分に置き換える】過食ぎみだった私
ダイエットしていて、
「痩せたい心」が行き過ぎていたとき、過食嘔吐に走ってしまっていました。
でもそのときに
「なんでまた過食するの!?」
「嘔吐はダメって言ったでしょ!!」
と上から叱責されたとしたら、
間違いなく「過食嘔吐を、隠す」方向に向かっていたと思います。
悪いことをしてしまった時に必要なことは、
「叱責」ではなく、
「原因と対策を一緒に考えてくれる大人」なんだと、自分に置き換えたらスッと入ってきました。
叱らない、攻めない、端的に教える
パンくんの現在進行中の“言い訳”については
「そうだったんだね~」で基本スルーしていますが
(積み重なると「だってだって言わないでよ!」って言っちゃうけど笑)
嘘を言い始めたら
- 叱責しない。
- どうすればよかったのかを端的に伝える。
ということをやってみようと思います。
子育てってやっぱり親にとって勉強になるなーと感じます(^^)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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叱らない子育て: アドラーが教える親子の関係が子どもを勇気づける!だからやる気が育つ!
- 作者: 岸見一郎
- 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
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