息子が他のお友達に噛み付かれたこと、保育士さんの対応の話。

 

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息子が友達に嚙みつかれた。

昨日保育園に迎えに行ったときの話、
若い保育士さんと、今日の様子を話した後、帰ろうと玄関で息子のパンくんの靴を履かせていたところ、
 
一歳児クラスで一番ベテランの保育士さんが追いかけてきてくれて
 
「今日実は、いつもよく遊んでる男の子たちの集まりの中で、
少しここのところを、ガブッと噛まれてしまったんです。
私たちも、『割と早く噛み付きが出てきたな』と驚いたのですが、だんだんと(噛み付く子は)出てくるもので、
パンくんはビックリしたのか泣かなかったのですが、、、すみません。
冷やして対応しました。」
 
と言われ、
パンくんの腕の所を見せてくれました。
小さくもクッキリと跡が残っていました。笑

知り合いのママさんが『我が子の、長く続く友達への噛み付き』に悩んでいたのを見ていたので、
噛み付かれたこと自体は全く気にならず、
むしろ、保育士さんが丁寧すぎる対応をしてくださったことに驚きました。
 

モンスターペアレントの芽

わざわざ冷やしてくれたなんて、
本当に小さな跡だったので、
お礼を言った上で、そこまで丁寧にやってもらわなくても全然大丈夫です、と笑いながら伝えましたが、
その一方で、
「小さな傷であっても、保育士さんが気にしてくださり、対応してくれること」に対して、安心感や嬉しい気持ちを持つ自分もいました。

この安心感や嬉しい気持ちが
もっと大きくなったり
当たり前に思うようになってしまった先に、
俗にモンスターペアレントと言われるような保護者がいるのかな、
と気を付けよう、と思いました。
(私はクレーマー気質な部分があるので)
 

保育士さんの離職、保護者である私たち

先日ニュースで保育士さんの離職率について触れられていました。

 

 園の雰囲気を作っていく、変えていくのは
やはり 園長、そして管理職、中間管理職の皆さんではないでしょうか。 
 
園長など管理職の影響は、やはり大きいようです。

その一方で、
保護者の影響も、私は大きいと思っています。
 
というのも、仕事に復帰したときに、
以前担当していたクライアントの1人がわざわざ来てくれて

「おかえりなさい、復帰されるの待っていましたよ。嬉しいです。と言ってくださったんです。
 
数多いクライアントの中の、たった一人の言葉ですが、
本当に本当に本当に嬉しくて、
同僚や上司との関係の中で、すでにモヤモヤすることも多い日々ですが、
そんなとき、ふとこの言葉を思い出して
「がんばろう」と思える自分がいます。
 
管理職や上司、同僚以上に、
クライアント、顧客、一般の方の言葉の力は大きいのかもしれません。
 

保育士さんの雇用状態は依然悪いと言われているし、再就職しやすい資格でもあるため、
「辞めてしまう」方が多いと聞きます。
 
管理職や職場の人間関係に対して、
保護者ができることは少ないかもしれませんが、
一緒に良い保育園を作るぞ、
くらいの気持ちで、常にいたいなぁと
自分に活を入れた日でした。