1か月ほど前に本屋で見つけてから、気になって
ちらちら立ち読みしていたのですが、今日ついに買ってしまいました。
私は今現在、赤ちゃん苦手かも?とは思っていないのですが
以前ネントレの参考にしている本として紹介した
↓の本の著者、清水悦子さんが新たに出した本だったので買っちゃいました!
この本イイなぁと思うと
その人の書いた本を全部読破したくなってしまう性格です。
清水悦子さんは、たぶん↑の2冊しか出版していないはず・・・?(イラスト版の安眠ガイドは別にあった気がしますが。
- 作者: 清水悦子,神山潤
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2011/11/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「赤ちゃんとの生活は、『よくわからない人』とのコミュニケーションの繰り返しです。
そんな人と一日中笑顔で楽しく過ごすなんて、難しくて当たり前なのです。」
(「赤ちゃん苦手かも?と思ったら読む本」から抜粋)
この文章が一番心に残りました。
それから
この本は主に
「母性は、産んですぐ湧き出てくるものではない」
「育児は慣れ。『よくわからない』赤ちゃんと楽しく過ごせるようになるのは、ママであることに慣れてから」
「自分を責めない、赤ちゃんの泣き声を責められているように受け取らない」
といったようなことが繰り返し書かれています。
私は、育休に入る前の前職が
言葉でコミュニケーションをとることが難しい相手と関わることの多い仕事でした。
相手が何を訴えているのかわからなくて
相手を(嫌には思わないけど)心から好きとは思えなくて
ドラえもんの道具「翻訳コンニャク(食べると相手の言っていることが分かる)」があればいいのに!!!!
と本気で思ったり。笑
他の職員が好かれているように思うと
「自分はこの仕事に向いていない」
「(相手に対し)自分が担当なのは可哀そうだ」
「どうして○○さんみたいに思えないんだろう。淋しい性格だ。」
などと思って
辞めたい、辞めたいと思いながら育休に入りました。
育休に入り、妊婦のうちは「このまま戻らないで退職するかも」
とすら思ってました。
でも、産んでみてビックリ!
仕事で感じていた悩みと全く同じ悩みを抱えている自分に気づきました。
なんで泣いているのかわからない
翻訳コンニャクが欲しい
とはいえ仕事と同じように
「担当が私で可哀そう」
「向いていない」
と思ったところで
担当を代えることはできないのです!!!!!笑
でも
仕事を通して
言葉でコミュニケーションをとることが難しい相手とたくさん関わり
その中で何かを発見し、自分自身を見つめていく中で
そういった状況への「慣れ」が蓄積されていたようです。
割と早くに慣れることができて
今は「私赤ちゃん得意かも?」とすら思……いやそこまでは思えてないけれど
まぁまぁ楽しんで育児をすることができています。
イヤイヤ期とかきちゃったら
また1からになっちゃうかもしれないけど( ゚Д゚)
特に苦手と感じていないお母さん方にも
自分の考え方の癖などを知るキッカケとなる良い本だと思うので
オススメです!(^^)!