先日、夫とお金関係でやや口論になってしまいました。
私の言いたいことはスッキリ決まっていました。
「育休中は無給なのだから、主婦の私にもお小遣いが欲しい」といったもの。
妊娠中~産育休前半までは、お給料か、保険からの手当金が出ていたので
私の口座にもお金が振り込まれていました。
その手当金が無くなってから早1年。
無給の1年は、自分の口座の貯金を切り崩して、自分の服や外食費を産出していました。
「自分の」お金がない不安
でもその貯金も10月くらいに底をつき。
もともと、前職に正社員として就くことができてから間もなく結婚出産してしまったため、あまり貯金もありませんでした。
10月からは一切、服も、化粧品も買っていません。
もともと、あればあっただけ使ってしまう散財型の私と
自分の名義の預金通帳にまとまった金額がないと不安になる貯蓄型の夫という
対照的なペアで、
お金に対する考え方は結構違ったのかもしれません。
夫の考え方のおかげで家計が成り立っているのですが。
夫は「今日は、マキロに服でも買ってあげるよ」とか
「これで、友達と遊んできなよ」とか
「今日は、俺のおごり」とか
そういうタイプでは全くなく。
男尊女卑NGのできるだけ男女平等主義の私にとっては最高の相手なのかもしれないし、実際そうだったのだけれど、それは自分に収入があるからこその話。
過去記事でも述べましたが、
自分の貯金の底が見えてからの半年間、
「自由に使えるお金がない」という状況が、
時にこんなにも、心を消耗させるのか、と思う日々が何日かありました。
毎日ではないんです。何か積もり積もってしまったものがあった時に「お金の不満」がニョキニョキと出てくるのです。
つまるところ、育休復帰の理由は、貴重な「時間の余裕」よりも、「お金の余裕」のほうが優先度が高くなってしまったからなのかもしれないです。
何か買ってほしい。
さて、
その夫の、持っていて安心する「まとまった金額」というのも聞けば結構な額で
私は「それ、いったいいつ使うの??」とすごく聞きたかった。
4月からは私は働くし
私は定年どころか、定年過ぎまで何かしらで働いていたいし
年齢も上がればお給料も上がる可能性が高いし
共稼ぎだし、これから収入は上がっていく可能性が高いのに
今一番、お金のない時期に、そのまとまった金額から
ちょっとだけでも、何か買ってくれたら!私に。←
という貪欲な心が、時にニョキニョキしていました。
でも、私のなかの何かが邪魔をして
「育休中は無給なのだから、主婦の私にもお小遣いが欲しい」
ということをストレートに言えず、
何をするにも「お金ないから買えない」「欲しいけどお金ないから無理」「お金ないから~~できない」と
家庭内でお金ないアピールをしていました(´・ω・`)
でも回答は期待とは異なり
「4月までの辛抱だよ。」
「働いたらお金いくらだって貰えるじゃん。」
「前借りする?(4月以降に返してくれればいいよ)」
違うし!!!!
でもうまく言えなくて
たしかに4月までの辛抱だけど
じゃあ無給中、主婦としてのお小遣いはないのか?とかなんとかモヤモヤしたものが胸に広がり
うまく言葉にできないけど、態度に「イライラ」が表れていました。
これを、多分今月3回くらいチクチクチクチクとやってしまって。
そしたら
「明日、何か買ってあげるからそんなイライラしないでよ」
という黄金の言葉が返ってきました!!!!!よっしゃー!粘るもんだ!!!!にんまり。
退屈だった「表参道の日」が楽しい一日に
その「明日」は、夫の月一の表参道オシャレ美容室でカットの日&お店散策
だったのですが、毎回この日がなんとも私にとってはつまらない日だったのですが(表参道で買えるものなどない、あんな人混み行きたくない、でも一緒に行かないと平日同様のワンオペ育児になるからそれはそれで嫌)
その日は、私が病み上がりだったこともあり、
原宿に着いたら
夫パンくんで買い物 私カフェでゆっくり
お昼は一緒に(夫がパンくんと2人ご飯はまだ無理らしいので)
夫の買い物に付き合う
夫が美容院の間、パンくんと私はどこかで過ごす
帰宅
というプランに!
この、最初の「カフェでゆっくり」の間
病み上がりなこともあって、ネットを開く気にもなれず、
ひたすら表参道前の、お洒落な人たちの流れを見ながらボー―――――――――――ッと、
ただ、ただ1時間座っていました。
この1時間で、情報断捨離×プチ瞑想できたため
すごくデトックスできたんです。スッキリ!!!!!
買ってもらうものに悩む
さて、「何か買ってあげるよ」と言われ、あれだけ言わせたかった言葉だったのに、
思いつくものがあまりありませんでした。
ポケットがいっぱいついたリュックが無かったので、最初は
ミュシュランのリュック(9000円くらい)も可愛くてカジュアルでいいなぁと思っていたのですが売ってる店舗がわからず。
表参道で服なんて買ったら、平気で1万円越えちゃうし
それをねだるのは、また私の心の何かが邪魔をして(変にフェミニストだとダメですね~)というか、そんな高い服本当に要らないし。
ユニクロの、スウェットフルジップパーカー(3490円、今値下げしてるみたいでなんと1980円♡)が、上質でずーーーっと愛用しているので
それの色違いを買い足してもらおうかな、
ともカナリ本気で考えました。
でも、結局「本っっ当に最近化粧品を買っていない」ということに気づき
表参道ということもあり、ヒルズに入っていたDiorコスメで
アイシャドウと、リップを買ってもらいました(*'ω'*)!!!!
ショウ・モノの658番コスモポライト(3800円)と
アディクトリップグロウの004番コーラル(3300円)です。
(事前にめっちゃ調べて、さらにテスターしてもらって決めた)
アイシャドウは、3.4年前に母にもらったコスメデコルテのパレットを気に入ってずーーーっと使っていて、でも無くならず。
アイシャドウって、なかなか無くならないので、パレットではなく、単色で初めて買ってみました。
リップは、その人の唇の温度で色が変わるというもので
004コーラルは、私の唇だと、ほんのり赤オレンジになって、顔の血色がよくなったので、これに即決しました。
今必要なのはユニクロではなくDiorだった
ユニクロは安価で、Diorは高価といった捉え方を私はしてしまうけれど、
通常3480円のユニクロ・スウェットパーカー、それとほとんど変わらない値段のDiorコスメ。
プラスアルファなものだから、高いと言えば高いけど
私に全く違う幸せをくれました。
テスターした段階で、自然に笑顔になってしまい、
リボンを結んでくれたDiorの可愛いショップバックをベビーカーに下げて帰る帰り道、
家に帰ってからも、可愛いパッケージに
なんだか女の子のようにときめいてしまいました。笑
翌朝、もったいなくて使えないでいる私。意味ない。笑
これがハイブランドのパワーなのでしょうか?
コスメのパワーなのでしょうか?????
大学生の頃、背伸びしてハイブランドコスメに手を出していた時期がありました。
シャネルとかランコムとか。
でもその頃のトキメキとは全く異なる幸福感!!!!
私の満面の笑みに、お金を出す夫も満足そうにしてくれました。ありがとう!!!!!!!!!!!
2980円とか1980円とか980円とかだと
ついつい何も考えず、買える値段だし買っちゃえー!と
ユニクロやその他もろもろのプチプラ系ショップだと買ってしまいますが
お金の使い方を変えれば、得られる気持ちも違うのかもしれない
と学習した日でした。
しょーもない話なのに長くなってしまいました汗
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