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ドラマ「コウノドリ」第10話(出生前診断)の感想。

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コウノドリは

マンガも全部持っているし(kindleで)

www.hayabusacoffee.com

 

ドラマは1も2もずーーっと楽しみで観てきていますが

その割に、このブログで感想を書いたことがありませんでした。

 

思いが強すぎたテーマ。第10話「出生前診断」

 

でも、今回感想を書こうと思ったのは

第10話が、自分にとって本当に本当によかったからです。

出生前診断。

この検査に対して、結婚よりずっとずっと前から

思い入れが強くありすぎました。

というより意見が強くありすぎました。

 

 

したことも検討したこともありません。

なので、経験者としての思い入れではなく、

出生前診断のシステムに反対していた、

そういう選択肢を妊婦さんに与えることに反対していた

という意味で思いがずっと強かったです。

(ドラマで言うと、星野源さん演じる四宮先生と全て同意見でした。)

 

一部の障害を回避したところで上手くいくとは限らない

出生前診断で分かる障害は

21トリソミー症候群(ダウン症候群)

18トリソミー症候群

13トリソミー症候群の3つの染色体の数的異常症のみです。

 

たとえば、これらの障害が分かって中絶したとして

 

次に恵まれた子は、出生前診断では分からない

自閉症かもしれません。

聴覚障害かもしれません。

小児がんかもしれません。

重度の食物アレルギーかもしれません。

出産トラブルで障害を持って生まれてくる可能性だってあります。

 

生まれた時点で障害を持っていなくても

高熱で脳を損傷して、障害を持つこともあります。

交通事故で身体障害を抱えるかもしれません。

 

定型に発達して成長したとしても

いじめで自殺してしまうかもしれません。

親に毎日暴力をふるうような子になるかもしれません。

人をいじめて自殺に追いやるかもしれません。

「真面目で優しい子だったあの子がまさか。」と言われるような

凶悪な殺人犯になる可能性だってあります。

 

絶対安心な未来なんてない

どんな風に生まれても

人間である以上、どう成長するかわからないし

親も、子育てを通じて、どう成長するか、どう心が変化するかもわからないのに

 

 

一部の障害の子だけが弾かれてしまうこと、

出生前診断するしないで悩む夫婦がいること

陽性結果が出て思い悩む夫婦がいること

中絶して心を引き裂かれてしまうお母さんがいること

 

悲しくて。

 

どうしても、

「我が子に障害があるとわかって、そこに選択肢があったら、迷い苦しむのは当然」

「なんでそんなシステムがあるんだろう??」

と思ってしまう気持ちが

拭えませんでした。

 

でも。

 

コウノドリ先生の言葉ハッとさせられる。

ドラマの中で、綾野剛さん演じる主人公のコウノドリ先生が

「皆いろいろな事情を抱えている。」

「育てていくのは親」

「葛藤の中、助けを求めてきた患者さんの手を払いのけることはできない」

「その選択でよかったと思えるように寄り添っていくことが産科医にできること」

と言っていて、(うろ覚えです)

 

赤ちゃんが好きなコウノドリ先生は

きっと出生前診断による中絶は心苦しいのだけれど

 

出生前診断を反対したり

中絶を反対したり

安易に自分の考えを言うことは、自分の仕事ではない。

「自分の仕事は、どんな選択であっても患者さんに寄り添うこと」

と分かってるんだな、

 

となんだか

ずーーーーんと胸にきました。

 

 

このドラマの、

どっちかに寄らず、

どんな選択も、それぞれ尊重している感じが

本当に好きです。

 

 

自分の意見はきっと変わりませんが

身近な人が出生前診断を受けると言った時

それによって中絶を選択したとしても

寄り添えるような人間でありたいなと思った日でした。

 

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