木曜21時30分現在、実家へ帰る列車の中ひとりです。
金曜日、土曜日と2日連続で私の実家で法要があり、
一方、その間に義実家の家族が我が家に来て下さるため、
息子のパンくんと夫を残して一人で行くことにしました。
その方が気が楽だし、
パンくんにも移動や気候の変化の負担をかけなくて済むというのが理由です。
(そのほかにもなかなか会えない夫の両親にパンくんを会わせたい気持ちも。またパンくんの皮膚科通院もあった。)
迷ったけど、真剣に言い聞かせる
2日まるまる私が不在というのは初めてなので
パンくんに何て言って出て行こうか悩みました。
生後半年くらいから、
我が家ではずっと「言い聞かせ」を大切にしてきました。
少しでも出かけるときには
「お母さん、美容院いってくるね
お母さん、美容院、
パンくんは、お父さんとお留守番。」
必ずバイバイハイタッチしてから居なくなるようにしています。
その方が圧倒的に、その後のパンくんの様子が落ち着いているからです。
(過去には消えるように出て行ったこともあったけど、パンくんの場合、その方が不安定になる)
今回も、ちゃんと説明しようと悩みましたが、2日間という時間感覚がわかってもらえるかわかんなかったので自信がありませんでした。
でも、
「パンくん、あのね、
お母さん、今日の夜から
明日、あさってと、ずーーっとお仕事なの」
「今日の夜からずーーっとお仕事だからしばらくいないけど、絶対帰ってくるからね。」
と言いました。(「お仕事=しばらく離れる」を理解しているので)
実はこれを伝えている最中に
私不覚にも、思わず吹き出してしまったのです。。(>_<)
パンくん、もっっっっのすごく
真剣な顔で、
じーっと私の顔を見て、
言ってることを、一生懸命くみ取ろうとして
聞いていました。
あまりにも真剣な顔が可愛くて可愛くて
笑ってしまい、反省したのですが、
「あ、この子、ちゃんと聞いてる」
そう思いました。
そして、一通り説明が終わると
「やや、おかあしゃん、おうち。」
と私の手を握りながら言いました。
長ったらしい説明でも、
パンくんちゃんとわかってました。
(ダンボールトンネルと小物入れの列車で電車ごっこ)
後ろ髪引かれる思いになりましたが、
いろいろなことを加味して連れて行かないことを決めたのは私です。
根気よく説明していたら、
「ぱんくんはー、ほいくえん?」
と聞くので
「ううん、おうちでお留守番だよ、
お父さんはいるよ
それから、おじいちゃんやおばあちゃんが来るよ」
と言ったら
なんとなく、なんとなーくわかったようで
笑顔で
「おっけ-!!」
といってくれました。
そこからは
少し確かめるように尋ねると
「おかあしゃんはー、ずっと、おしごと」
と、すっきりした顔をして、夫とお風呂に入りに行きました。
これが明日、明後日、どこまで覚えててくれるかはわからないけど、
「おかあしゃんは?」
と言ったら
夫はきっと「お母さんはお仕事だよ」
と説明してくれるし、
そしたら、彼の中で、「あっそうだった」となるんじゃないかな、、
パンくん、そういうところ本当に賢いし。
なんて、親バカも入りながら
実家に向かおうと思います。
パンくん、いつも本当にありがとう。