多機能トイレ。子連れが利用することは、障害を持つ方にとってどうなのか?

東京も大雪が降るなど

本格的に寒くなってきたので

暑がりぎみのパンくんもさすがに、防寒ポンチョを着てくれるようになりました。

(出産祝いにもらったミキハウスのクマちゃん。可愛い!)

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あまり

日頃イライラすることが少ない性格なのですが

(情けないのですが、イライラするよりも、怒りという感情がコントロールできなくて悲しくなって泣いてしまうタイプです。笑)

ここ最近イライラしたかも?

ってことを思い出すと

「多機能トイレの前で長時間待っている時」

「優先エレベーターの前で待っていたら、一般の方すし詰め状態で1回以上エレベーターを見送った時」

のどちらかでした。

 

 

妊娠してから、妊婦の時もそうですが

自分の権利意識?(こっちが優先でしょ的な)が高くなっていることに気づきます。

 

高層系のショッピングモールで5分ちかくエレベーターを待っていて

やっと来たと思ったら、エレベーター利用しなくてもエスカレーターでもいいじゃん的な人たちのみで埋め尽くされたエレベーター室内を見て

結局見送って、パンくんが機嫌悪くて泣いているときなんかは

泣かせている焦りとイライラで

「このエレベーターは、車いす・ベビーカー利用者優先なのに!!!!」

とイライラ。

 

その後、タイミングをはかったかのように

別の通りすがりの方に親切にされたりすると、イライラした自分を振り返って

「ああ。。怒りの感情って本当に嫌だ…(ずーーん)」となります。

 

 

権利意識?って言うのでしょうか、

妊婦や子連れになったことで

その意識が高まっている自分が本当に嫌です。

もともと、せっかちなところがあるので

詰めれば入れるのに

「あ、次のエレベーターでいいです~(*^-^*)ニコニコ」

のんびり、ゆったり、落ち着いた雰囲気のお母さんとか見ると

ああなれたらいいのになぁ、って思います。

まぁ

なかなか性格は変えられないから

せめてこの権利意識の高まりを、セーブしていかなきゃと思っているところです。

 

 

多機能トイレ・誰でもトイレに関する記事について

書きたいなぁと前から思っていたのですが

そのときには

「長く待っていたら出てきたのはサラリーマン風の男性だったことが多かった、(下痢で大変だったのねと自分に言い聞かせてます)」

とか

 

「もはや意地でずっと待っていたら、自動で開いて、中は無人だった(前使用者が、内側の閉めるボタンを誤って押して出て行ったために無人にも関わらずロックされていた)

 

「私たち子連れだったからマシだけど、この状況、車いす使用者や障害をもっている方だったら…???」

 

こととかを挙げて

ちょっと愚痴っぽい記事や、もっとこうだったら良いのに!的な記事を書く予定でした。

 

 

 

ただ、ブログ説明文で「調べ魔」であることを掲げている以上

こういうことを書くなら、とりあえず多機能トイレについて調べておこう~!

気軽にグーグル先生にお聞きしたところ

書きたかった愚痴記事に、やや後ろめたさが出てくる結果に…

 

 

www.mlit.go.jp

国土交通省のアンケートが出てきました。

 

 

このアンケートの中で

やはり気になったのは、車いすユーザーの意見。

車いす使用者に対する多機能トイレ等の利用実態アンケート調査結果

車いすの方たちも

私の上記愚痴と似たようなことを思っているのかと思って調べたのに

結構多かったのが、私たち子連れユーザーの利用に関わること。

 

 

これを読んで、ぐちぐち言っていた自分に対し

もしかしたら私が使っていたときに、外では車いすユーザーの方待っていたのかも??

ベビーベッドきちんと閉まってるはずだけど、大丈夫だったかな…と反省したりしました。

 

アンケートの自由記述を一部引用します。

 

近くのショッピングセンターの多機能トイレの表示にどなたでもどうぞとあるため、まったく障害のない方の利用(特に 男性)や子連れの方の利用が見受けられる。又、子連れの方は、子供のおむつ換えと自分の用も足されるためか非常に利用時間が長い。できれば子連れ専用をつくってそちらの利用を促し手ほしい。又、子連れの多くは外で子供に「我慢できる?」と大きな声で言われ、トイレ利用中、せかされるため落ち着いたトイレ利用ができない。車いすユーザーは 広めではないと利用できない事やそこしか利用できない事を表示し、優先としてほしい。ましてや神経因性膀胱などで 失禁の恐れをかかえている者には利用できるトイレが少なく、待たされるのは恐怖である。

 

 妊婦さん、赤ちゃんからお年寄り、障害者と多目的トイレの使用者が該当する。使用人 口は広がります。それなら便房を増やすことが必要です。排泄障害の車椅子の者は、トイレで待つ、我慢することが できません。「車椅子の優先」は当然。それを理解される社会になる啓発活動を行って下さい。

 

 多機能トイレが必要以上に立派になり、広くなる傾向があるが、実用に耐えれば良いから数を増やして欲しい。ベビ ーベッドを上げずに出る人が多いので、自動で跳ね上がるようにするか、使用後跳ね上げるよう掲示して欲しい。多機能トイレは「そこしか使えない人優先」をもっと知らせる必要がある。空いていれば誰が使っても良いと誤解されて いる。そこしか使えない人の為に「空いている」ことが必要なのです。

 

確かに

ベビーベッド開きっぱなし

っていうのはたまに見かけるのですが、

入り口付近にあるベビーベッドを開きっぱなしにしておくと

車いすユーザーの方は入ることすら出来なくなってしまう場合もあるようです。

ここは気をつけなきゃと思いました(>_<)

 

 

ただ、

子連れの方のアンケート

子ども連れに対する多機能トイレ等の利用実態アンケート調査結果

の方を見ると、

子連れの方も、そこしか利用できない理由がある状況もあるし

やはり多機能トイレ以外に

シンプルでもいいので「広めのトイレ」「親子トイレ」が増えたらいいなぁと思いました。

私たちには「手すり」や「オストメイト対応機能」などがなくても

ベビーカーで入れるスペース、ベビーベッドがあればなんとかなるので。

 

以下引用

多機能トイレを利用する時は、子供のおむつ替えスペースが他に無い時や、子供を一人でおいておけないので 連れて自分(母)がトイレを使いたい時、子連れで入れるブースが無い時です。

おむつ替えスペースや子連れで入れる広いブースが増えてくれれば いいと思います。

 

多機能トイレほど充実していなくてよいので、親子が使えるトイレを多く作ってほしい。本当に多機能トイレが必要な人がトイレ前で待っていたら、親子連れの私は申し訳なく思う。

 

 おむつの子供については、おむつの取替え台があるだけでとても助かります。多機能トイレは、障害のある方も使うトイレなので、できるだけ使わないようにしたいと思うので、子供用のブースを作ってもらえるととても助かります。

 

前回記事でも書きましたが、

パンくんベビーチェアを利用できるようになったので

トイレの幅が広がりました。おだやか~に過ごせるように

工夫しながらトイレも利用していきたいです(*^-^*)w笑

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