アトピーではなく、カビだった。セカンドオピニオンの重要性

私の病院選びの基準として、

どんなに良いと評判の病院であっても

待合室で30分以上待たされる病院には通いません。

 

もともと待つことが苦手な性格ですが、悪い状況で待たされることは本当に苦手です。(これで言うと、体調の悪い時に、体調の悪い人に囲まれて長時間待つこと)

 

今は、いろんな予約システムがありますから、常時混むことが予想される病院は、「患者さんが待たずに済む」ように努力しているところも多いです。

私みたいな待つことが耐えられないタイプは、そういった病院にチェンジすることがストレスマネジメントかなと思っています。

 

 

こんな性格ゆえ、

私自身は積極的にセカンドオピニオン(というか病院の変更)をとることはよくあることなのですが、

 

夫は安定志向で、じっくり腰を据えて問題に向き合うタイプ。

カナリ酷いアトピー体質が長期間変わらずいても、病院を変えずにいました。

 

 

夫の皮膚科を変えさせた。

かれこれ、8年も、同じ皮膚科に通い続けてきた夫です。(人気の皮膚科で、最近やーーーっと事前予約制が導入されました。)

 

先日、それとは別に、

小児科皮膚科内科の3つがセットになった駅チカの病院を見つけ、(小児科皮膚科内科、それぞれ専門医がついているので担当医が異なる)

 

私が内科受診をした際、

そこの予約システムや待合制度、待合室の環境がすごく整っていて快適だったので

夫にその皮膚科へ行かせることにしました。

 

 

安定志向の夫を、別の病院へ行かせるのはなかなかエネルギーがいるかな、と思ったのですが、

以前より私が

「改めて血液検査して、アトピーの原因調べた方が良いよ、大人になって体質変わるって言うし」

と言い続けてきたことが功をなして

 

 

最近「血液検査してみたいかも。最近ひどいし、全然治らないから。でも血液検査できる病院わかんないからよかったら調べてほしい。」

と夫も乗り気に。

 (通い続けてきた病院でも、多分聞けば血液検査できるんだろうけど、それは言わないでおいた。笑)

 

アトピーではなく、カビだった。

セカンドオピニオンに、行ってきた夫。

結果、アトピーではなく、カビだった、とのこと。

血液検査ではなく、

肌の一部を採取して、顕微鏡での検査になったそうですが「これはカビだね。」と即答されたそうです。

 

 

強いステロイドを長期に渡って使いすぎて

肌が弱くなり、

アトピーではなく、身体にカビが発生してしまったのです。(一種の感染症)

 

これは、

アトピー用の薬では治らず

カビ用の薬を塗らないと良くならない

 

と言われ、

カビ用の塗り薬をもらってきました。

 

「アトピーではなくカビ」

と検索してみると

なるほど夫の症状と極似しています。

それ本当にアトピー?実はそれアトピーじゃなくてカビだらけの皮膚かもしれない! | アトピー攻略ブログ

このブログの方、

多分これ、普通の皮膚科医では見抜けない。もしこれらを検査もせずにあーアトピーですねーステロイドだしときますとかやられた日には良くなるどころか悪化するわ・・・。

悲しいことに日本の皮膚科では感染症に平気でステロイドを処方する事(感染症にステロイドを処方してはいけない)が日常茶飯事なので患者が医者に殺されないように自衛しなきゃいけない。

とおっしゃっていますが、

まさに、でした。

夫は1ヶ月前に、8年間通ってきた病院にも肌を見せています。

アトピーと、アトピーからのカビ(感染症)が併発すると、見分けにくいようです。

 

 

 

でも、、、。

 

 

 

 

一生懸命、薬を塗っているのに

いっこうに良くならず、

「自分の肌が酷すぎて、自分が嫌だ」と言って、写真も撮られたがらず

皮膚科にちゃんと通っても

痒みでイライラしてしまう日々や

寝られず苦しい様子。

 

 

そういった夫の姿を間近で見てきて、

本当に切なくて、

「いつも通ってる皮膚科の先生は、ちゃんと見てくれているのだろうか」

と不信感がありました。

直接会っていない私は、なおさら。

 

 

ちゃんと見てくれていたのかもしれない、

でも

ちゃんと見て欲しかった。

 

 

 

カビの薬に変えたら、みるみる良くなった。

カビ対策用の薬に変えたら、

本当にひどかった肌がみるみる改善してきました。

オーバーではなく、本当に。

びっくりしました。

 

しかし、アトピーと併発しているので

痒み止めの効果のないカビ薬だけでは痒いようで、

ジメジメ蒸し暑いこの時期は辛そうです、、、

 

それでも、明らかに良くなっています。

カビの症状か落ちついたら

またアトピーの治療を再開するとのことでした。

 

 

 セカンドオピニオンの重要性

私自身セカンドオピニオンは大切だと思っているし、

セカンドオピニオンとまでいかなくとも、自分が通いやすい、自分が良いと思う病院を見つけることは重要なことだと思っています。

 

でも、セカンドオピニオンで傷ついたことも何度もあります。

新しく行った病院で、馬鹿正直に転院の理由を話して

「そんなことでコンビニみたいにコロコロ病院変えられても困る」

と言われたこともあります。

 

子連れで1時間、待合室で待ち続けることや、医師の高圧的な態度も

人によっては「そんなこと」かもしれないけど

私には「そんなこと」ではありませんでした。

 

 

彼氏をコロコロ変える女の子は一部の人に嫌われるかもしれないけど、

長年付き合ってきた彼氏とずっと一緒に居て、自分の状況が悪化していくような場合には、相手を変えるのも大切だな、

と、今回の夫の件で改めて思いました(>_<)

 

夫の肌が少しでも改善していきますように。

 

 

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