最近、個人的に「セレブママごっこ」が流行っています。
やり方はごく簡単で、「セレブママ」のつもりになって行動するだけです。笑
やり始めたのは、通ってる整体院のスタッフさんに「抱っこやベビーカーを押す姿勢は前傾姿勢になりやすいから、猫背や腰痛の原因になるんですよね~」と言われたことがキッカケでした。
そう言われ、ショーウィンドウにうつる自分の姿勢を見ると、やはり猫背気味。
ベビーカー押したり抱っこ紐で抱っこしてると、
整体師さんのいう通り、前へ前へ肩が出てしまうんですよね。
そのシルエットは原始人のようでした。
やっぱり綺麗なママでいたい気持ちはいつもどこかにある
原始人シルエットの自分に気づいて
姿勢に気を付けて、ちゃんと腰を使って歩くようにすると、ちょっとモデルウォークっぽくなるんですよ。
「あれ?なんか私、ちょっと『キチンと感』でてるんじゃない!?」
姿勢をシャンとするだけで、なんだかちょっと、カッコイイママっぽくなりました(自分比。笑)
それをちょこちょことやっていたら、
高校生くらいのときに読んでいた「憧れの人に、なったつもりで行動すれば、その人になれる」といった類の本を思い出しました。
こういう本です↓
世界一! 愛されて幸福になる魔法のプリンセス レッスン (PHP文庫)
- 作者: 上原愛加
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/12/03
- メディア: 文庫
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ちょっと、アラサーの今の私が紹介するには気恥ずかしいタイトルですが(世界一愛されて幸福になるってスゴイな)
忘れていた「女の子」の気持ち
キラキラやふわふわに憧れる気持ち
を思い出させてくれたり、
(お姫様扱いするように)自分で自分をもてなすこと
プリンセスになったつもりで行動すること
がいかに大事か~みたいなことが
可愛くキラキラに書かれているので、なんか元気になれる本です。
そんなこんなで
セレブごっこならぬ、「なったつもりで行動」で
ちょっとセレブママぶって、ちょっといいお皿にちょっといいお茶菓子乗せて、ちょっといい紅茶なんかテーブルセッティングすると
いつものパンくん昼寝の間のティータイムが優雅になったりしました(自分比)
セレブママが、他のママに八つ当たりした。
今日も、ちょっとセレブママごっこしながら歩いていました。
気分はセレブママ~なだけなので
別に服も髪型も靴もいつもどおりヨレヨレですよ。
でも背筋だけは伸ばして
シャンとして駅から自宅までの道を歩いていたんです。
優雅に?ゆったりベビーカーを押しながら歩いていたら
後ろから同じくベビーカーを押している見知らぬママさんが
私とパンくんを追い抜いていきました。
細くて、スタイルが良くて
服も、嫌味が無い程度にオシャレで綺麗にしていて
髪型もちゃんとヘアアレンジしていて
そんなママさんを見ながら「わたしは『ごっこ』だけどちゃんとしてる人はちゃんとしてるんだな~」とか
「あのくらい細くなりたいなぁ~」
「ダイエットやっぱりしようかな~」
「あの鞄かわいいな、どこのやつだろ?」
とか思いながら後ろを歩いていたんです。
そうしたら
ママさんが途中で、ベビーカーの幌を直す?ために止まって
何かごそごそしていました。
すぐ後ろを歩いていたので、普通に私とパンくんは、ママさんを追い抜かして自宅へと向かいます。
猫背にならないように!
骨盤を意識してあるく!
アゴは突き出さず、引いてね!
セカセカせずに、余裕をもってゆったり散歩を楽しむ気分で♪
私のセレブごっこは続きます。
そしたら、さっきの素敵ママさんが、
再度、私たちを追い抜いて、前を進みました。
どうやら帰路が一緒だったようです。
「追い抜かれて、追い越して、追い抜かれて」ってあんましない経験だなぁ
とはちょっと思ったんです。
私そんなに歩くの遅かったかな?とか
私だったら、追い抜いて、追い越されたら、さらに追い抜くことはしないだろうなぁとか
どーでもいいことを思っていました。
駅からずっと道が一緒だけど、
あの素敵ママさん、家まで近かったりして。
と思ったら、分かれ道で素敵ママさんは別方向へ進んでいきました。
「あの道なら、先にあるキレイ目なマンションとかに住んでそうだな」
あんな感じのママさんになりたいなぁ
と思いつつ、セレブごっこしたまま
私は自宅へと歩き進もうとしました。
その時です。
私のすぐ横で、自転車に乗ったサングラスのオバ様が止まりました。
「あのー、失礼ですけど・・
スカートめくれてますよ。(*^-^*)ニコ」
(゜o゜)(゜o゜)(゜o゜)(゜o゜)
スカートめくれてますよ
スカートめくれてますよ
スカートめくれてますよ
すかー・・・・・・
め、めくれてたぁぁぁあああああああああああああああああああ
お気に入りの横かけバックによって引き上げられ、
私のスカートは太股のきわ(むしろ、おケツの下あたりまで)までめくれていました。
しかも間抜けなことに、右側だけ。(いや、全開よりマシか。)
80デニールのユニクロタイツだから、下着までは見えていない。
いやいやいや、しかし!!!!!
いつからだ|д゚)
おい、いつからだよ
いつからだったんだ
誰か教えてくれ
一回頭が真っ白になってから
サングラスのオバサマに感謝し、
羞恥心で今度は顔が真っ赤になりました。
恥ずかしい。
なんだこれ
恥ずかしい。
セレブごっことかホントにバカみたい。
いつからめくれてたんだろう。
え、じゃぁさっきの素敵ママさんは??
あなたの真ん前わたし歩いてたんだから、絶対気づいてたよね?よね?????
・・・言ってよ!!!!
と、
完全に理不尽ながらも脳内で八つ当たりしてました。
脳内だから許してほしい。
でも次また同じ場所で再会したら、恥ずかしすぎる。
この私のみじめな気持ちが伝わるでしょうか。
全身ユニクロ系なのにもかかわらず
セレブママごっこして
ちょっと良い女っぽく歩いていたら
リアルセレブ(とまでは言わないがキレイ目な)ママに出会い
羨ましくも、「私は私よ」とばかりに、セレブごっこ続けていたら
太くて醜い、太ももと半ケツを世に晒していたという事実に気づく惨めさを( ;∀;)
しかもそれを素敵ママにスルーされた(かもしれない)ことに気づく虚しさを(;_:)
素敵ママは
「めくれてますよ」と教えてあげたいのに、言え出せずに「追い越し追い越され」をしていたのかもしれない。
うん、きっとそうだ、絶対そうだ。
素敵ママは
最後まで気づかずに家に着いた方が、同じママから指摘されるより幸せかも、と思ったのかもしれない。
うん、きっとそうだ、絶対そうだ。そういう気遣いのできる人だったんだ。
八つ当たりしてごめんなさい。
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