「捨てる」こと「だけ」で解決していた過去。
私は昔から整理整頓が苦手でした。
ずっと忘れ物が多い子供だったし。部屋も散らかっていました。
大人になって、なんとなく部屋を綺麗にできるようになったけれど
それは「物を捨てる」ことが得意になったからです。
片づけられない!と思ったら
端からガンガン捨てていってしまう。
東京に住んでから、それがより加速して
「すぐそこにデパートがあるから困ったらすぐに買える!」
「この『物』にかかる土地代の方が高い!!」とか言って
1年以上使っていないものは捨てていました。
けれど、
捨てて捨てて捨てまくった先にあるものってなんだと思います??
ただ捨てて捨てて捨てて、残ったものに対して何もアプローチしない状態というのは
ミニマリストでも
シンプルな生活でも
無く。
ただ「寂しい部屋」「否定の部屋」になるのです。その部屋にいても、全然心地よくありません。スッキリ、はするけれど「物足りなさが残る」のです。寂しいのです。
捨てて「残ったもの」をどう扱うか?が最重要
捨てることで解決してきたので、
「あるものを整理する」というのは、相変わらず苦手。
捨てて捨てて捨てて捨てまくって、物は無くて一見片付いているかのように見えるけれど、そこにあるのは「また物が入ってきかねない、ぽっかり空いた寂しい空間」なのです。
残ったものたちを大切にしよう。
そうでなければ心地の良い生活など手に入らない。。。
ふと気づいたのです。
「物の住所」を決める半月間
捨てまくったあとに「残ったものたち」を大切にしよう、と決めた時に、まずやるべきことは物の住所を決めることでした。
全然オシャレじゃない、でもいいんです。
まずはここから!ここから。
↑こんな感じで、100均の収納容器にテプラを貼り付ける
王道すぎるやり方を、今更やってみました。
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やっている最中は、
こんな、保育園や小学校みたいなことをやって意味あるんかな
とか思っていたのですが
整理整頓が有り得ないほど楽になり
迷いが無くなり
部屋の中にいると、決断力が格段に上がりました。
自分が思っている以上に
「これどこにしまうんだったっけ?」
っていうのを、無意識に迷っていたみたいです。
「しまう場所を決めていない物たち」がたくさんあったということにも気づきました。
捨てても捨てても物が入ってきてしまうのは、
- 物の住所が決まっていないから
- どこになにがあるのか把握していないから
- 自分自身が家の中にあるものを大切に扱っていないから
小学生の頃、よく母に
「あったところに戻すだけで、部屋は散らからないんだよ」
って何度も言われたな・・・
何度も言われたのに
結局この年齢になるまで、できなかった・・・
ベストな「物の住所」ってどこ?
素敵な部屋には必ず「物のベストポジション」「物のベスト住所」が存在します。
ベストポジションが決まっていないと、「あれどこやったけ??」「なんでコレがこんなところにあるの?」と毎日の片付けが混乱状態に。
必ず「物のベスト住所」があるのです。
では、その「ベスト住所」はいったいどこにすればいいのでしょうか。
一見決めるのは難しいように思えますが実は簡単なのです。
例えば、「本」のベストポジションを決める場合。
「本」と一括りにして、『書斎』や『1つの本棚』にすべての本をギュウギュウに詰めている人も多いかと思います。それはNG。
- いつどこで雑誌を読みますか?
- いつどこでマンガを読みますか?
- いつどこでレシピ本を開きますか?
- いつどこで説明書を読みますか???
特にレシピ本や説明書もぜ~~~んぶ紙の本はすべて一緒に収納している、という人はまず「レシピ本」をキッチンエリアにうつしましょう。
料理をするための「レシピ本」なのですから。
使う場所に使いやすく「住所を決める」だけ
つまり、物を目の前に
- どこで使うのか
- どうやったら使いやすくなるのか?
ちょっと考えるだけで
グンと「物の住所が決まっている心地よい部屋」に近づくのです。
まとめ
恥ずかしいけど、
私の整理整頓は、心地よい部屋作りは、ここからがスタートだと感じています。
みなさんも「物の住所を決める」という、本当に最初の最初のスタートから一緒に始めてみませんか???
(追記)
毎日がんばっていたら、だいぶ部屋が整ってきました!WEB内覧会開催しています(*^-^*)